2017-02-02

2017/2/4~2/14 ホモ・サピエンスの道具研究会 展覧会 『生活と研究 – 世界をきちんとあじわうために – 』 at 栞日


sioribi

増補新装版『世界をきちんとあじわうための本』(ELVIS PRESS 刊) の出版を記念して、ホモ・サピエンスの道具研究会による展覧会を、長野県松本市の栞日にて開催します。

 

ご飯をたく。電車にゆられる。靴下をはく。

私たちは、日々、多くのことを繰り返して生きています。だから、毎日は、繰り返しの繰り返し。退屈だからといって、やめられるならいいけれど、それだと暮らしは成りたたない。でも、もし成りたたないのだとしたら、繰り返すことこそが、暮らしのとても大切な要素なのかもしれない。

とは言っても、そんなことに気づいただけでは、あまり意味がないので、私たちは、それを観察し、描写することにしました。日々の暮らしを、ただ、なぞるだけ。それだけのことではあるけれど、そうやって、生活のなかで感じとれたものにかたちを与え、生活へとまたもどす。

「生活と研究」は、日々、生きているいつもの世界を、少しだけあじわいぶかいものとして、出会いなおすためのプロジェクトです。

 

【 TALK EVENT 】
なぜ僕たちはいま、世界をきちんとあじわいたいのか
▼ 日時|2.3[金]19:00-20:30(18:00開場)
* 開場から開始までの間、展覧会もご覧いただけます
▼ 会場|栞日1F
▼ 料金|1,000yen+1drink order
▼ 定員|20名
▼ 予約|0263-50-5967(栞日)

「ホモ・サピエンスの道具研究会」のメンバーに、
グループ結成の経緯や目的、日頃の取り組み、今回の著書執筆の背景などを伺います。
(聞き手|菊地徹 = 〈栞日〉店主)

= = =

【 WORKSHOP 】
テーブルを囲む、テーブルを埋める
▼ 日時|2.4[土]10:30-11:30
▼ 会場|栞日1F+2F
▼ 料金|500yen+1drink order
▼ 定員|8名
▼ 予約|0263-50-5967(栞日)

〈栞日〉店内にある、さまざまなテーブルのあじわいを読み取ります。
「表」という意味もある「table」。
この平面上で起こる数々の営みと、出会いなおすワークショップです。

ホモ・サピエンスの道具研究会 展覧会
生活と研究 – 世界をきちんとあじわうために-

2017年2 月4 日[土]-2月14 日[月]
at 栞日(長野県松本市深志3-7-8)
問:0263-50-5967 |  http://sioribi.jp/
営業時間:8:00-18:00(10-3月)
定休日|毎週水曜

sekaiwo-413x525

増補新装版「世界をきちんとあじわうための本」
A 5 判変型| 92P
2016年9月発行
定価:本体1,700円+ 税
発行・発売: ELVIS PRESS